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服や靴やバッグよりも子供の服が欲しくなる

何か好きな物でも買えばと言われると嬉しいんですが欲しい物がないので困ります。
昔から物欲がない子と言われていたのは本当だったのだなと自覚しました。

母親は私が駄々をこねる姿を見たことがないそうで、だからこそ欲しい物を言ってきたときには買ってあげるようにしていたと言っていました。
不思議なことに小さいころから欲しい物がなかったんですね。
色々あって主人からまとまったお金をもらったはいいものの何に使えばいいのか全くわかりません。
主人も私の喜ぶ顔が見たかったようなのですが期待に沿えることなく残念です。

どちらかというと服とかよりも機械が好きなので家電でも見てみるかと思って出掛けたんですがあんまり欲しいと思う物がありませんでした。
新しいパソコンを買おうかと考えてみたけれどすでに一台あるしなあと思いとどまり、デジカメでも買おうかと考えてみたけれど使うシーンがないし持ち運びが面倒です。
デジカメ買うなら携帯での撮影でいいわと思ってしまいました。

こうも欲しい物がないとつまらないとでも言いたげに主人は不服そうなのですが、あるなら欲しいという物はあるんですよね。
調理マシーンとかあるなら三十万でも出しますもの。私の代わりに今日の夕飯をつくってくれるマシーンです。三十万から四十万なら現金で買います。
あとは衣類のシミを自動で落としてくれる機械ですね。子供が服をこれでもかというほど汚すのであれば間違いなく買っています。

主人はおそらく服とか靴とかバッグとかを欲しがってほしいんですよね。
主婦であろうと子供がいようとおしゃれでいてほしいというのは彼の昔からの希望です。
もちろん出産しても自分の外見には手を抜かないよと言っていましたが今は明らかに手抜きをしていますね。
正直に言うと自分がよく見える物より子供が幸せになる道具を買った方が心が満たされます。子供のためのお金じゃなくてお前のためなんだと一生懸命説明してきますが、ダメですよね。母親になったからにはやっぱり子供は大切なんだと身にしみて思います。
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手作りの半襟で楽しんでます。

訪問着などのあらたまった装いの時ではなく、友達との食事会やショッピング、美術館へのお出かけなど、小紋や紬を着る機会も最近増えてきました。
あまり着物に詳しくない私。
長じゅばんの枚数も2枚だけ。
それをとっかえひっかえして着ていました。
恐ろしいことに半襟もそのままつけっぱなしにして洗うこともなかったので、ある日うっすらとした汚れに気づいてしまいました。

半襟だけ外して洗ったものの、ちゃんと元通りつけられるか不安でした。
本やサイトを探して見様見真似で何となくチクチクと縫い付けて、まあ縫い目が見えるわけでもないし、プラスチックの襟芯を入れてピーンとさせて。
ほらなんとかなりそうな感じです。
もっとも見る人が見れば文句を言われるのかもしれませんが、あくまで街着の範囲ですし。
・・・と、ほんと大雑把な性格ですよね。

「ま、いっか!」・・・と考えると、そもそも白い半襟にも飽きてきた自分に気づきました。毎回着替えるほどの衣装もちでははいので、白い半襟を模様の入ったものに変えたら雰囲気が変わりそう!
刺繍半襟は買ったら高いし、自分で好きなプリント布を買って縫い付ければ楽しそうじゃないですか。

持ってる半襟のサイズを計ったら16×110センチぐらいです。
早速生地屋さんでかわいいプリントを探しました。
いろんな柄があって楽しいですよ。
しかも少ない分量だから結構安くて、色んな柄がほしくなってしまいました。

小さい花柄やドット柄は抵抗なく使えそうです。
北欧のプリントはポップな感じです。
それと、着物や帯ではなかなか上級で挑戦しづらいインパクトのある柄も、半襟の分量ならば思い切って使えそうだわ、と買っちゃいました。
例えばスカル柄とか蜘蛛の巣柄、蝙蝠(コウモリ)なんかも。
おどろおどろしくてホラーなイメージのこれらの柄も、聞きかじりですが着物だと縁起がいい柄らしいですよね。
身に着けているだけで、魔よけになったり、福を呼び込んだり出来るなんて、本当に着物って素敵です。
洋服の感覚だと敬遠しそうな柄を、近くで見てやっと人にわかるぐらいで使うのが私にはちょうどいいみたいです。

それに半襟の柄をきもの屋さんのショップのHPで探しているときにいいものを見つけてしまいました。
半襟を縫い付けたり、糸を切って外したりするのが面倒くさいズボラでぶきっちょな私にぴったりの「半襟用両面テープ」!!
1000円前後で売られていました。
結構昔からあったみたいだけれど、誰も教えてくれませんでしたよ。
自分でちょこちょこ手仕事しようとすると、きもの屋さんのHPは色んな便利グッズがあって宝の山。
勉強になるし、使ってみたくなるものがいっぱいですね。